福嶋農畜産研究所
兵庫県西宮市の北部地域、塩瀬町名塩にて
アニマルウェルフェアの考えを基軸とし地産地消を目的とした小規模平飼い養鶏場を営んでおります。
新鮮で自然な甘みの卵黄と粘りのある卵白、皆様に安心して召し上がって頂けますよう真摯に生産を取り組んでおります。
まずは卵のお話から
たまごの黄身の色は鶏の食べた物によって異なります。
個性のある鶏達が自由に好き嫌いをして(笑)食べていますので、たまごの黄身の色が異なる場合があります。
黄身が薄い黄色な場合もありますが、栄養価が低い訳ではなく、食べた物が薄い色をしていただけなのでご安心してお召し上がり下さい。
また殻の色は鶏の日光に当たる時間により異なります。
個性のある鶏達が平飼いされてますので、屋根のある小屋に自由に行き来出来る様になっているのですが、小屋の中が好きな鶏もいれば、一日中外が大好きで砂浴びをしたり日光を浴びている鶏もいます。
ニワトリはなるべく周囲の色と合わせた卵を産もうとするため、暗い場所で飼えば濃い茶色に、明るい場所で飼えば薄い茶色になります。
よってたまごの殻の色が全て同じではありません。
ちなみに卵のサイズは品種と年齢で決まります。 成長とともに卵管が大きくなり、それに従って卵のサイズも大きくなります。 なお黄身の大きさは年を取っても変わらず、白身の量が増えるだけですが個体差により大きな黄身や小さな黄身があったりもします。
あえて色、見た目よりも、安心して食べさせられるエサを与えたいと考えるので、殻や黄身の色を濃くする工夫はしておりません。
卵の殻の表面は通常塩酸で汚れを落とすのですが、身体に優しいものだけをと考えて、私共のたまごは一つづつ丁寧に水洗いをして拭き上げております。
たまごの殻に汚れの模様が残っている場合があります。
あしからずご了承ください。
産みたてだけを発送致しますので、産まれ次第の発送となります。
アニマルウェルフェアについて
アニマルウェルフェア 日本語訳: 動物福祉
一般的に、人間が動物に対して与える痛みやストレスといった苦痛を最小限に抑えるなどの配慮により、動物の待遇を改善しようとする考えのことをいう。
動物福祉は、近代以降に西洋で生まれ、家畜動物を対象として大きく発展した概念である
アニマルウェルフェアの原則である「5つの自由(Five Freedom)」それは、下記に記された"自由"を家畜に保障しようというものである。
1.渇き、飢え、栄養不良からの自由
2.肉体的なそして温度上の不快感からの自由
3.痛み、傷害、病気からの自由
4.正常な行動を表現する自由
5.恐怖や抑圧からの自由
本来ニワトリは1日1万回以上地面を突き、とまり木で眠り、巣に隠れて卵を産み、砂浴びで寄生虫や汚れを落とし、日光浴をし、運動をして心身の健康を保つ。
しかし、いま日本の採卵養鶏場の92%は、バタリーケージというほぼ身動きが取れないケージに閉じ込め鶏を飼育している。
鶏の骨は放牧と比較すると3分の1の薄さになり、農薬を全身にかけて寄生虫を落とす。
ケージ飼育は、アニマルウェルフェアが著しく低いことは明らかである
えさ
私たちのトットのエサは発酵飼料を中心とした自家配合飼料を与えております。
主な構成は発酵飼料、玄米、糠、ふすま、とうもろこし、魚粉、
緑餌(畑でできた季節の旬菜、夏はトマト、キュウリ、冬は白菜、大根など)、季節によって配合を変えております。
また、水は山から湧き出た岩清水を採用しています。
発酵飼料について
餌の中心となっている発酵飼料は自家製造しております。
山の落ち葉と土着菌、もみ殻、糠、バイムフード(完全発酵材)、水。
全てを混ぜ合わせ2,3日すれば醸熱がでて発酵し始め約60℃まで温度が上昇し、厳冬期では湯気が立ち上ります。
発酵飼料はトットの体液を弱アルカリ化にし抗病力を高める効果があります。
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ADDRESS&MAP
福嶋農畜産研究所
兵庫県西宮市塩瀬町名塩410
mail: fukushimanouchikusan@gmail.com
来場見学のご連絡を多数いただいております。
私共の活動にご興味いただき大変恐縮ではございますが、当局の鳥インフルエンザ対策の観点から来場受付は現状のところ中止といたしております。
世が落ち着けばまた再開しますのでご了承いただければ幸いです。
本日はホームページを閲覧いただきありがとうございました。